ポール・ルドルフの住宅建築Ⅱ

前回に引き続き「ポール・ルドルフの住宅建築」を紹介します。
1953年に、フロリダ州、デルレイビーチに「シーウェルC・ビッグス邸」(下の写真)が完成した。

ビッグス邸.jpg

この建物の特徴は、ピロティを1階に設けて、センターコアを中心にサイドをキャンティレヴァーで2階の構成している。
1954年に、フロリダ州、シエスタキーに「イングラム・フック・ゲスト・コテイジ」(下の写真)が完成した。

イングラムフック邸.jpg

この建物は、各構造部材を軽く優雅にみせるために、建物全体に二重部材を用いている。
1956年に、アルバマ州、オーバンに「フランク・W・アップルビー邸」(下の写真)が完成した。

アップルヴィー邸.jpg

この建物も、「シーウェルC・ビッグス邸」の時のように両サイドをキヤンティレヴァーで床を構成し、その部分の床のレベルに段差をとっている。

アップルヴィー邸2.jpg

この建物は、別名「アップルビーショーハウス」とも呼ばれている。
1957年に、フロリダ州、ケーシーキーに「セオドア・バーハート邸」(下の写真)が完成した。

バーハート邸.jpg

この建物は、全体がピロティで地上から持ち上げた構造で構成されている。この建物は、別名「バーハート・コーン・ハウス」とも呼ばれている。1995年に、L型のゲストハウス、2003年には、パビリオンを増築している。
1957年に、フロリダ州、サラソタ、リドショアーズに「マーチン・ハルキー邸」(下の写真)が完成した。

ハルキィー邸.jpg

この建物は、1996年に、一度改装され、2005年に売却され次の年の2006年に増改築が行われた。(下の写真)

ハルキィー邸2.jpg

上の写真右側が、増築部分で、既存部分などにも改装の跡がみられる。しかし、この建物も、2012年には再び売却された。
1959年には、フロリダ州、タンパに「アンブラー・リゲット邸」(下の写真)が完成した。

リゲット邸.jpg

この建物のオーナーは、エール大学の同僚の住宅である。1998年に、売却されている。
1960年に、フロリダ州、ジャコソンビルに「アーサー・W・ミラーム邸」(下の写真)が完成した。

ミラーム邸.jpg

この建物は、彼の今までの規則的なスパン手法を捨て、自由なファサードで構成された新しいデザイン作品である。
1961年に、アラバマ州、アテネに「ジョン・W・ウォレス邸」(下の写真)が完成した。

ウォレス邸.jpg

この建物の特徴は、レンガ造の柱と木造のジョイスト(小梁)からなる構造システムで構成されているところにある。2015年には、売却されている。
1967年には、ニューヨーク州、ニューヨークに「アレキサンダー・ハッシュ邸」(下の写真)が完成した。

ハーシュ邸.jpg

珍しく都会の中に建った彼の作品で、専用ガレージと屋上デッキが備えられている。別名「ハッシュハウス」とも呼ばれている。
1967年には、ミシガン州、グロッセーポイントに「フランク・パーセルス邸」(下の写真)が完成した。

パーセルス邸.jpg

この建物は、自由なファサードで構成され、彼の後半の作品の特徴の一つでもある。
この後も、彼は多くの住宅建築を設計して建てられましたが、今回参考にした資料の両方又は他の参考資料で明確なものだけ紹介しました。完成した年号は、「建築と都市」の年代にそって紹介しています。

今回は、「建築と都市75:01ポール・ルドルフ」、「USModernist Paul Rudolph」他を参考に紹介しました。

今回は、ここまで!!

☆参考


ポール・ルドルフ (1968年) (現代建築家シリーズ) -
ポール・ルドルフ (1968年) (現代建築家シリーズ) -

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